用語集。手掌多汗症にまつわる用語

トップページ  >  用語集(手掌多汗症に関する用語集)

症状に関する用語

手掌多汗症にまつわる用語を解説します。

手掌多汗症の用語・解説一覧

手掌多汗症(局所多汗症)

手掌多汗症とは局所多汗症とも呼ばれ、主に、手のひら・脇・足の裏から大量の汗が出る疾患です。
ピーク時に出る手の汗の量によって重症度分類されています。

グレード1
手のひらが濡れるぐらいに発汗するが拳を握っても汗が滴下しない状態。
グレード2
拳を握ると汗が滴下する状態。
グレード3
手のひらを開いていても汗が滴下する状態。

代代償性発汗

交感神経切除後に汗が増加する現象です。
多汗症の手術治療に限らず、肋骨骨折や胸部の手術において交感神経の遮断によっても生じます。交感神経の遮断後の常に生じる現象ではない。
しかしながら、汗を少なくする目的で交感神経の遮断を行った場合、手や顔面の減少した汗の量より背中や胸・腰・臀部・大腿・足などに汗が増加することがあり、多汗症手術の副作用とされている。

ETS(交感神経遮断術)

多汗症手術に用いる治療法。
Endoscopic thoracic sympathectomyの略。
日本語では胸腔鏡下胸部交感神経節切除といいます。

片側手術

手掌多汗症は通常、左右ほとんど同じ量の多汗があり、治療には両側同時に手術を行う両側同時手術と片側から順に経過を見ながら治療を進める片側手術の2通りの方法があります。
両側同時手術では、手術後の代償性発汗など副作用の程度が著しい場合があります。
片側手術では副作用の程度が両側同時手術の半分であり、両側手術より副作用である代償性発汗が少ないという利点があります。

塩化アルミニウム

多汗症に対する外用薬です。単体では通常粉末であるが、水によく溶け無色で多汗症の薬剤としては10%以上20%以下で市販されている。
汗の出ていないときに手や腋に塗って用いる。効果に関しては、個人差が大きいようです。

通電療法(イオントフォレーシス)

多汗症に対する電気治療として知られています。通常、水でひたした電極面に手あて、微弱電流をながす。
効果は個人差が大きく、副作用として肌があれるということがあります。

ボトックス注射(ボツリヌス毒素注射)

美容外科で顔の表情皺を改善させる目的で注射されている神経毒であるが、手のひらや腋に皮下注射することで発汗が3ヶ月間程度抑えることができます。
一方、薬剤には抗原性があり、多汗症治療で複数回に多量を用いると危険があり、海外では死亡例の報告もあるようです。

リバーサル手術

代償性発汗に対する手術治療です。遮断した交感神経を修復することにより代償性発汗の改善を働きかける手術が一般的です。
修復に用いる神経にはひふく神経・肋間神経・交感神経などさまざまな神経が用いられています。

Q&Aコーナー

ページトップへ