なんで手術しようと思ったか?
7年ほど前ですが6年間勤めた会社を退職し、新たな業界への転職をした時です。
新しい会社で、営業として心機一転がんばろうと転職したのですが、今までのルートセールスとは違い、新規開拓営業が主な仕事でした。
プレゼンで使う資料も手汗でビショビショ、そんなんで余計に焦ってしまうので営業もうまくいかず
悪循環になってしまう。
「この手を何とかしたい!」「手を切り落としてしましたい!」と思ったのがこの頃です。
ネットで色々調べました。
塩化アルミニウムも試しました。
ただ自分には効果が無かった・・・。
そんな時に手術という方法があると知ったのです!
多汗症教室への参加
初めて手術で治るかもしれないと知った時はまさに「光明が差す」といった感じでした。
すぐにクリニックへ連絡を取り、説明会へ参加しました。
自分だけじゃなかった、思った以上に世の中にはこの症状で苦しんでいる人が多いということがわかりました。
手掌多汗症という病気、歴史など色々教えてもらい目から鱗だったのを今でも覚えています。
手術への決意
さっそく手術の決意をし、日程の調整なども含めて山本先生と相談しました。
そこで思わぬ暗雲が立ち込めました・・・。
私は若い頃に、自然気胸という病気になり開胸手術をした事がありました。
※自然気胸とは肺に穴があく病気です
その病気で手術をした事がある場合、手術の成功率は低く、最悪メスを入れても何もできず傷口を閉じなくてはいけないということでした。
私は「わずか数パーセントでも成功する可能性があるならやってほしい!
ダメだった場合はそのまま傷口を閉じてください」
と伝えました。
この手のまま残り数十年過ごすぐらいなら、わずかな可能性でも賭けてみたい!そう思ったからです。
手術〜手術後
手術自体は全身麻酔ですのであっという間でした。
今でも覚えているのは麻酔から覚めて意識を取り戻すと、山本先生から
「○○さん、時間はかかりましたが無事成功しましたよ」と言われました。
涙があふれるほどうれしいとはこういうことなのかと実感しました。
後で聞いたのですが、私の手術は通常の3、4倍くらいの時間がかかったそうです。
無事、当日に帰宅することができましたが、術後の経過もより慎重に対応しなくてはいけなく、
山本先生いわく
「○○さんのケースは何千と手術した中で、5指に入るくらい苦労した患者さんですよ!」
ということでした。
その後
手術をして7年ほど経っています。
手術してすぐは全く汗がでない右手は不思議な感覚でした。
手術して何が変わったかってそりゃあ汗は出ないのはもちろんですが、
普通に道を歩く、カバンを持つ、電車に乗ってつり革を持つ、
何をするにもウキウキしたのを覚えています。
自分ではないみたい、まさに生まれ変わったって感じでした。